秋冬のインテリアにぴったりの「唐辛子飾り」を作りました。
作り方はとても簡単。稲穂や麻ひもなどを編みながら唐辛子を挟み込んでいくだけで、出来上がります。
子供でも出来るので、親子で作る 秋のひととき を楽しむのもいいですね。
ただし、唐辛子を触りますので、作り終わって手を洗うまでは顔など皮膚の弱い部分を触らないように、とだけは注意してあげて下さい。
稲刈りの時期になると、アレンジメント用に稲穂が手に入るようになるので、今回は稲穂と唐辛子で作ってみました。
インテリアとして吊るしておくだけでも可愛いですし、唐辛子、稲穂はどちらも魔除け、厄除けとしての効果もあるそうです。
稲穂が手に入らなければ、麻ひもやリボン、クラフトテープなどで代用しても可愛く仕上がります。
出来上がりにリボンなどをアレンジすれば、唐辛子の赤が映える クリスマス用のオーナメント にもなりますよ。
「唐辛子飾り」作り方 - 材料

材料 稲穂 4本(無ければ、麻ひも、クラフトテープ、細めのリボンなど4m前後)
唐辛子 20本前後
稲穂をしばるもの(ゴム、紐、リボンなどお好きなものでOK)
道具 ハサミ
「唐辛子飾り」作り方 - 手順


① 編む時の邪魔になるので、稲穂から余分な葉っぱを取り除いておきます。
ただし、葉っぱを手で引っ張って取り除いていくと 茎の部分も一緒に剥けて取れてしまうので、編む茎の部分がどんどん細くなってしまいます。
葉っぱ部分だけをハサミで切り落とすことをおすすめします。
好みにもよりますが、穂先に付いている葉っぱ一枚だけは 出来上がった時の見栄えがいいので残しています。
② 稲穂が完全に乾いている時は、そのまま編むと、茎がポキポキと折れて最悪ちぎれてしまいます。
茎の部分に霧吹きか流水で水をかけ、10分ほどおいておくのがいいでしょう。
稲穂が湿って柔らかくなったら、茎の部分をまんべんなく曲げて、更に柔らかく編みやすくしておきます。


③ 稲穂4本の穂先部分の長さを合わせたら、茎の長さを揃えるようにカットします。
短めに作りたい時には、それに合わせて茎を切り落とします。その場合は唐辛子の数も少なくて済みますね。
今回は稲穂の茎の長さ(穂の部分は除く)が約45cmで、唐辛子は18個使用しました。
④ 稲穂4本を束ねて、上から3~4cmの位置で縛ります。


⑤ 縛った位置から茎を左右2本ずつに分けて、それぞれをクルクルとねじる様に巻き付けていきます。
この巻き付けた部分が吊り下げる部分になりますので、吊り下げるフックやドアノブなどの大きさに合わせて長さを決めます。
⑥ 巻き付け終わったら縛ります。縛った紐と紐の間の輪っかの部分で、フックなどに引っ掛けることになります。


⑦ 1本目の唐辛子を稲穂の茎に挟み込むように乗せます。唐辛子の上に茎が2本乗り、唐辛子の下に残りの茎が2本敷かれている状態です。
⑧ 2本目の唐辛子を、”1本目の唐辛子の上に乗っている2本の茎" の上に乗せます。


⑨ "1本目の唐辛子の下に敷かれている2本の茎" を、2本目の唐辛子の上に持ってきて乗せます。
⑩ 3本目の唐辛子を同じように茎の上に乗せ、”2本目の唐辛子の下に敷かれている2本の茎" を上に持ってきて乗せ、
と同じことを繰り返して一番下まで編んでいきます。


⑪ 一番下まで来たら、4本の茎を縛って出来上がりです。
どうでしょうか?とても簡単ですよね。
縛った部分にクリスマスカラーのリボンをあしらえば、クリスマス用のオーナメントにもなりますね。
「唐辛子飾り」作り方 - あっという間に出来上がり

稲穂と唐辛子さえあれば、とても簡単に出来上がります。
子供たちが小さい頃は、大人の様に上手には出来なくても、料理や手作りの時間を出来るだけ一緒に楽しむようにしてきました。
子供の作り出すモノって、大人では思いつかないような発想がありますし、子供ならではの味があっていいですよね。
子供が小学校低学年の頃に作ったクリスマスカードがあまりに可愛くて、いまだに捨てられずにいるくらいです。
最初にも書きましたが、子供と一緒に作る場合は特に、気を付けてあげてほしいことがあります。
唐辛子を触りますので、作っている間は 顔などに触れたり、目をこすったりしないように、と教えてあげて下さい。
唐辛子と稲穂は、どちらも魔除け、厄除けになるそうです。
そういう意味では、魔物が入ってこないようにドアノブや玄関先に吊り下げるのがいいのでしょうか?
私は食器棚の扉に吊り下げてみました。
秋冬のナチュラルインテリアとして吊り下げておくだけでも可愛いですし、キッチンに吊り下げて唐辛子を抜いては料理に使うのもアリだと思います。
*稲穂から編む「しめ縄」の作り方についての記事は、こちらからどうぞ。