ハンドメイド 夏 6-8月

丸いラベンダーバンドルズ (ラベンダースティック) 作り方

丸いラベンダーバンドルズ

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ラベンダーの季節がやってきましたね。

今回は丸いラベンダーバンドルズの作り方です。

丸いバンドルズは、作るのにちょっと時間がかかりますが、その分 出来上がった時の喜びはひとしお。

コロンと丸いバンドルズは、まるで小さなパイナップルみたいです。

黄色いリボンで作って、さらにパイナップル感を出してみるのも楽しいかもしれません。

この作り方は、自分なりに工夫を重ねた結果の完全オリジナルですが、この作り方が一番!

と思っているわけではありません。まん丸と言うより、楕円形ですしね。

丸っこいバンドルズの作り方の1つとして、参考にしていただけたら幸いです。

丸いラベンダーバンドルズ (ラベンダースティック) - 材料と道具

ラベンダーバンドルズの材料と道具

・ラベンダー  奇数本 (多めに用意。今回は35本)

・細めのリボン 3mくらい (今回は紙のリボンを使用)

・麻布(綿布) 10cm角くらいに切ったもの

・麻ひも    少し

必要な道具はハサミと、あると便利なのが小さめのコップと爪楊枝です。

今回、赤いリボンを選んだのは、冬になったらクリスマスツリーにぶら下げて、

色味の少ない我が家のツリーを彩ってもらうためです。

ツリー飾りにしたり 芳香剤として使ったり した後は、アウトドアクッキングをする時に

焚き火の中に放り込んで、最後の香りを楽しみます。

焚き火の中で燃やすことを考えて、リボン、布、ひも等、材料は全て自然素材のものを選びました。

化学繊維を使ってしまうと、焚き火から立ち昇るラベンダーの香りを楽しむどころか、危険な煙を吸い込むことになりかねませんからね (汗)

丸いラベンダーバンドルズ (ラベンダースティック) - 作り方

①上部の花穂以外、茎の途中に付いている余分な花や葉を手で取り除きます。

この時、花と葉は分け、花だけ麻布の上に置いておきます。

ちなみにラベンダーは葉も茎も全て良い香りがしますので、残った部分も捨ててしまわず、

乾燥させてポプリやサシェ (香り袋) の材料として無駄なく使いたいものです。

②取り除いた花を麻布で包み込み、出来るだけ丸くなるように、麻ひもでクルクルと巻いてから結んでおきます。

③花穂の下の位置を揃えます。

④花穂を揃えたすぐ下をリボンで三重に巻いて縛ります。

縛り終えた段階で、リボンの短い方は 20~25cm ほど残っている状態です。

茎の下部は揃えるように切り落とします。

(茎は最後に短く切り落としてしまいますので、長さは適当で大丈夫です。

長すぎると編みにくいかもしれませんが、逆に、編む時に握りにくいほど短くしてしまわないように注意)

⑤コップに花穂を下にして入れたら、茎を順番に折っていきます。

先ずは十文字に折ります。

⑥茎がポキッと折れないように気を付けつつ、十文字の間を埋めるように、順に折っていきます。

(茎の折る部分を、指先でそっと潰すように曲げながら、じわじわと折るイメージで)

⑦茎を倒す方向にも気を付けながら、折っていきましょう。

⑧茎が全部折れたら、今度は花穂も茎の先端も 全部が上を向くように 逆向きにコップに入れ直します。

コップの中で上を向いている花穂の真ん中めがけて、丸めた麻布を押し込みます。

正しくは花穂のボリュームだけで丸いバンドルズを作るのかもしれませんが、

この丸めた麻布を中に仕込ませるのは、少ない花数でも何とか綺麗な丸型に整えられないか?と考えた 私なりの苦肉の策です。

⑨さ~て、ここからようやく編み始めます。

リボンの結び目から、長く残した方のリボンを茎の外に出し、茎の上、下、上、下、と順番に

くぐらせていきます。

リボンを引っ張ったり、茎の間から飛び出てくる花穂を押し込んだりするのに、爪楊枝が大活躍。

編んでいる途中でも、時々コップに逆さに入れて花穂部分を中に押し込み直し、

バンドルズが丸くなるよう、丸くなるよう、形を整えながら編み進んでいきます。

丸い形に編んでいく時、球体の一番太い部分から徐々に 形がすぼまっていく時が 一番編みにくいです。

その際、茎が長過ぎると更に編みにくいので、途中で茎を少し短く切ってもいいでしょう。

⑩最後まで編み終わったら、編み終わりをリボンで ぐるりと巻いて、最初に残しておいた短い方のリボンと結びます。

⑪仕上げにリボン結び。余分なリボンは切り落とします。

⑫残った茎は好みの長さに切り落とします。私は短くバッサリと、、、

クリスマスツリーのオーナメントとして飾っているところ

クリスマスツリーのオーナメントにすると、こんな感じ。

ナチュラルなテイストのツリーに、よく似合います。

丸いラベンダーバンドルズ (ラベンダースティック) - オーナメントに

ミニツリーにもぶら下げて玄関テーブルの上に
玄関に飾りつつ、乾かしつつ、香りを楽しみます

ラベンダーは摘み取ってから数日経っただけで、触ると花がポロポロと落ちてきてしまいます。

農場でラベンダー狩りをしてきた場合は、出来るだけ早く一気に作ってしまうことをおススメします。

自分で栽培しているラベンダーを使う場合は、その日に作れる分だけを刈り取ったほうが安心かもしれません。

生花が手に入る時期だけのお楽しみなのですが、雨の時期と重なることもあって

タイミングが難しいのですけれどね~

出来上がったバンドルズを乾かす時に ミニツリーに ぶら下げて玄関に飾ってみたところ、

乾くまでの間、玄関の芳香剤となってくれました。

外から玄関ドアを開くたびに ラベンダーの香りがふんわりと出迎えてくれて、

とっても幸せな気分になれましたよ。

* 細長いラベンダーバンドルズ (ラベンダースティック) の作り方についての記事は、こちらからどうぞ。

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