秋 9-11月

さつまいもで作る 簡単お菓子 – 「芋きんつば」はいかが?

出来上がった芋きんつばとコスモス

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さつまいもが美味しい季節になってきました。

産直市場に紫芋が出始めると、毎年作っている簡単なお菓子が「芋きんつば」です。

いつも紫芋と安納芋などの黄色いお芋の両方を買って、一度にたくさん作ります。

すぐに食べられない分は、ラップに包んで冷凍しておきますが、結局(冷凍する必要あったのかしら?)と思うほど

すぐに無くなってしまいます。

材料もとてもシンプルで、あれこれ買い足さなくても済むので、手軽に作れますよ。

「芋きんつば」 – 少ない材料で美味しく出来ます

芋きんつばの材料
黄色いお芋と紫芋を,、それぞれ3本ずつ用意しましたよ~

12個分の材料は以下の通りです。

  さつまいも 3本(約700g)

  砂糖    150~250g(お好みで加減して下さい)

  塩     ひとつまみ

(皮用に)

  薄力粉   70g

  水     100cc

砂糖、塩、薄力粉であれば、どの家にも常備されていますよね。お芋さえあれば手軽に作れます。

今回は黄色のお芋(品種は忘れました)と紫のお芋を用意したので、砂糖や薄力粉など他の材料も 上記の倍量を用意しました。

私は甘さ控えめが好きなので、砂糖は甘さ控えめな「てんさいとう」を使い しかも150gしか入れませんが、

スイーツなんだから甘くなくちゃ!という方は250g入れても、入れ過ぎという量ではないと思います。

「芋きんつば 」– 作り方

① さつまいもを皮付きのまま2cmくらいの輪切りにして、たっぷりの水に入れ、中火にかけます。

(私はさつまいもを切った後、水に数時間さらして、のアク抜きはしません。

そのまま火にかけて、茹でながら浮いてきたアクをすくい取るくらいです)

② さつまいもに箸が通るくらい柔らかくなったらお湯を捨て、すりこ木や泡だて器などで適当に潰します。

(好みによりますが、私はそこまで丁寧に潰していません)

潰したら、砂糖と塩ひとつまみを加えます。

③ 再び弱火にかけて、木べらで砂糖や塩を混ぜ合わせながら練ります。

さつまいもの水気が飛んで、ひとまとまりになるくらいの硬さになったら火を止めます。

④ さつまいもの粗熱がとれたら、クッキングペーパーやまな板の上に出して広げ、四角く形を整えてから

庖丁で12等分に切り分けます。

四角く形を整える時は、ラップを上から乗せて押さえると、やりやすいですよ。

四角く整えた紫芋と黄色い芋が並べてある
⑤焼かれる順番を待つお芋たち。って、なんだか残酷な響き?ふふふ、、、

⑤ 12等分に切った1つ1つのお芋は、軽く形を整えておきます。

ホットプレートを140℃の低温に温めておきます。

(我が家のホットプレートの場合は「160℃」の下は「保温」という機能になり、私はその保温機能を使って焼いています)

ボウルに入れた小麦粉は、水で溶いておきます。

⑥ 四角いお芋の側面に水溶き小麦粉を薄く付けて、ホットプレートで焼きます。

好みもあるかもしれませんが、私は薄皮のほうが好きです。

同じく薄皮好みでしたら、写真くらい衣が付いているのは、少し付け過ぎかもしれませんね(汗)

私の場合、付け過ぎたと感じた時は ボウルの縁などで少し衣を落としてから ホットプレートに乗せています。

⑦ 皮が焼けると持ち上げられるようになるので、焼いている途中で無理に持ち上げないで下さい。

待ち切れずに無理をすると、"小麦粉の皮だけが剝がれてホットプレートに残ってしまう"という残念な結果になります。

かと言って、待ち過ぎて皮を焦がしてしまわないように。

1面が焼けたら別の面にまた水溶き小麦粉を付けて焼く、を繰り返して、

「芋きんつば」1つにつき全部で6面焼いたら出来上がりです。

さつまいもで作る簡単お菓子 – 「芋きんつば」出来上がり

出来上がった芋きんつば
ヒビが入っていた湯呑みは 金継ぎしました(気付いていただけました?笑)

出来上がった「芋きんつば」は、作った次の日までに食べられる数だけ残して、すぐに冷凍してしまいます。

冷凍する時は、一つずつラップに包んでからビニール袋やジップロックに入れて。

冷凍すれば、2~3週間は楽しめると思いますが、我が家の場合は1週間以内には無くなってしまうのが常です。

食べる時は、冷蔵庫から出して自然解凍でOK。

お茶に合うのはもちろん、紅茶やコーヒーにもよく合いますよ♪

* さつまいもを茹でている 白いホーロー鍋についての記事は、こちらからどうぞ。

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