今日は、アラジンのストーブを片付ける前に、毎春恒例のメンテナンスをしました。
今年は4月に入ってから急に暑くなったかと思うと、また寒くなったり、そしてまた暑くなったり、、、
この時期は毎年 アラジンを片付けようか、もう少し置いておこうか迷います。
我が家では、大抵ゴールデンウィークまでは迷い続けて、GWに大掃除して片付け、というパターンが多い気がします。
なので、今年はほんの少しだけ早いですね。
お掃除道具は、古くなった歯ブラシ、真鍮のブラシ、綿棒、雑巾、専用の芯クリーナー、ビニール手袋。
ビニール手袋は 手を汚さないだけでなくて 手指の保護にもなりますので、特にストーブ内部を触る時は はめるようにしています。
以前、内部を拭いている時、鋭利な部分に指が当たって怪我をした覚えがありますので。
それではお掃除を始めましょう。
アラジンのストーブ メンテナンスの手順


①ストーブ外側に付いているガードと前面ハンドル部分を覆っているカバーを外します。
前面カバーのネジは、普通に指で回せます。回しにくければ、コインを使えば簡単に回せます。
②外側全体を雑巾で拭いてあげます。
外した前面カバー内部にたまった埃など、細部を掃除するのには綿棒を使うことをおすすめします。


③上部の煙突部分を倒して、ストーブ内部の掃除もしましょう。
④煙突の入口もススで黒く汚れていますね。


⑤ススで汚れた金属部分は真鍮ブラシで掃除します。
向かって左半分がブラシで汚れを擦り落とした部分。向かって右半分はまだです。
左右の違いが分かるでしょうか?
⑥細かい隙間部分は、これまた綿棒を使って掃除します。


⑦内炎板はかぶせてあるだけなので、そのまま持ち上げて外します。
⑧内炎板を裏返して、歯ブラシでメッシュ部分の埃やごみを取り除きます。


⑨燃焼部分の芯をアラジン専用の芯クリーナーで掃除します。
芯にこびりついた汚れを、この道具で削り落としていくのです。
先ずは芯が下がっている状態から芯クリーナーを芯外筒にかぶせて置いた後、芯クリーナーがわずかに持ち上がるまで芯を上げます。
⑩芯クリーナーを押し付けながら、時計回りに回していくと、黒い汚れが削り取られていきます。
黒い汚れがたくさん出てくると、この瞬間が結構 気持ちいいですね笑。


⑪クリーナーをかけた後の芯は、指でなでつけて滑らかにしておきます。
⑫芯外筒は左回しに回すと外れます。少し固めなので、グッと回します。


⑬芯外筒も、真鍮ブラシを使って 黒くこびりついたススを擦り落としましょう。
⑭掃除後の写真です。綺麗になりました。


⑮内炎板を戻す前に、上から覗いてみましょう。 ストーブの底に付いたスス受け?部分が見えます。
上から覗きつつ、下から歯ブラシを差し込んで、ここに乗っているススやほこりを払い落します。
(歯ブラシが見えるでしょうか?撮影技術が未熟なせいで、ストーブ本体が真っ白な写真になってしまいましたが(汗))
⑯外した芯外筒や内炎板を戻したら、芯部分が乾燥し切ってしまわないようにビニールをかけてゴムで留めておきます。
以上で、ストーブ片付け前のメンテナンス終了です。お疲れさまでした!
アラジンのストーブ - メンテナンスして長く愛用しましょう

我が家が、このアラジンのストーブを購入したのは2000年頃だった記憶がありますので、もうかれこれ20年以上のお付き合いとなります。
機械に詳しくない私が言うのもなんですが、掃除をしてみると、アラジン内部の構造は結構シンプルな気がします。
シンプルであればあるほど簡単には壊れないですし、きちんとメンテナンスを続けていけば、長く使えるのではないかと思います。
何よりいいのが、燃焼部分の替え芯はもちろんのこと、その他のパーツも別売りされていますので、古くなった部分、悪くなった部分だけを取り換えられます。
底板、上面板、外筒(煙突)、ガード、持ち手、下枠、シャフトセット(前面ハンドル部分)、内炎板、芯外筒、給油口の蓋、湯量計、、、その他
驚くほど様々な部分のパーツが取り換え可能ですので、一つのストーブを長く長~く愛し続けられます。
ちなみに、我が家のアラジンは見てのとおり 底板だけは外してしまい、代わりに薄い木の板を敷いて使っています。
見た目重視でやっていることですが、メーカーに安全性を確認しているわけではありませんので、
真似されたい方は自己責任でお願いいたします。
我が家の22年使用が長いのかどうかは分かりませんが、先日、製造から49年経つアラジンをまだ使用しているという強者?もおられました。
49年って、、、びっくり半分、嬉しさ半分です。
これからもメンテナンスして、MYアラジンを大切に育てていこうと思います。
* アラジン ブルーフレーム 石油ストーブについての記事はこちらからどうぞ。