春 3-5月

アラジンのストーブをメンテナンスしましょう

アラジンストーブと掃除道具

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今日は、アラジンのストーブを片付ける前に、毎春恒例のメンテナンスをしました。

今年は4月に入ってから急に暑くなったかと思うと、また寒くなったり、そしてまた暑くなったり、、、

この時期は毎年 アラジンを片付けようか、もう少し置いておこうか迷います。

我が家では、大抵ゴールデンウィークまでは迷い続けて、GWに大掃除して片付け、というパターンが多い気がします。

なので、今年はほんの少しだけ早いですね。

お掃除道具は、古くなった歯ブラシ、真鍮のブラシ、綿棒、雑巾、専用の芯クリーナー、ビニール手袋。

ビニール手袋は 手を汚さないだけでなくて 手指の保護にもなりますので、特にストーブ内部を触る時は はめるようにしています。

以前、内部を拭いている時、鋭利な部分に指が当たって怪我をした覚えがありますので。

それではお掃除を始めましょう。

アラジンのストーブ メンテナンスの手順

①ストーブ外側に付いているガードと前面ハンドル部分を覆っているカバーを外します。

 前面カバーのネジは、普通に指で回せます。回しにくければ、コインを使えば簡単に回せます。

②外側全体を雑巾で拭いてあげます。

 外した前面カバー内部にたまった埃など、細部を掃除するのには綿棒を使うことをおすすめします。

③上部の煙突部分を倒して、ストーブ内部の掃除もしましょう。

④煙突の入口もススで黒く汚れていますね。

⑤ススで汚れた金属部分は真鍮ブラシで掃除します。

 向かって左半分がブラシで汚れを擦り落とした部分。向かって右半分はまだです。

 左右の違いが分かるでしょうか?

⑥細かい隙間部分は、これまた綿棒を使って掃除します。

⑦内炎板はかぶせてあるだけなので、そのまま持ち上げて外します。

⑧内炎板を裏返して、歯ブラシでメッシュ部分の埃やごみを取り除きます。

⑨燃焼部分の芯をアラジン専用の芯クリーナーで掃除します。

 芯にこびりついた汚れを、この道具で削り落としていくのです。

 先ずは芯が下がっている状態から芯クリーナーを芯外筒にかぶせて置いた後、芯クリーナーがわずかに持ち上がるまで芯を上げます。

⑩芯クリーナーを押し付けながら、時計回りに回していくと、黒い汚れが削り取られていきます。

 黒い汚れがたくさん出てくると、この瞬間が結構 気持ちいいですね笑。

⑪クリーナーをかけた後の芯は、指でなでつけて滑らかにしておきます。

⑫芯外筒は左回しに回すと外れます。少し固めなので、グッと回します。

⑬芯外筒も、真鍮ブラシを使って 黒くこびりついたススを擦り落としましょう。

⑭掃除後の写真です。綺麗になりました。

⑮内炎板を戻す前に、上から覗いてみましょう。 ストーブの底に付いたスス受け?部分が見えます。

 上から覗きつつ、下から歯ブラシを差し込んで、ここに乗っているススやほこりを払い落します。

 (歯ブラシが見えるでしょうか?撮影技術が未熟なせいで、ストーブ本体が真っ白な写真になってしまいましたが(汗))

⑯外した芯外筒や内炎板を戻したら、芯部分が乾燥し切ってしまわないようにビニールをかけてゴムで留めておきます。

以上で、ストーブ片付け前のメンテナンス終了です。お疲れさまでした!

アラジンのストーブ - メンテナンスして長く愛用しましょう

ストーブと黒猫

我が家が、このアラジンのストーブを購入したのは2000年頃だった記憶がありますので、もうかれこれ20年以上のお付き合いとなります。

機械に詳しくない私が言うのもなんですが、掃除をしてみると、アラジン内部の構造は結構シンプルな気がします。

シンプルであればあるほど簡単には壊れないですし、きちんとメンテナンスを続けていけば、長く使えるのではないかと思います。

何よりいいのが、燃焼部分の替え芯はもちろんのこと、その他のパーツも別売りされていますので、古くなった部分、悪くなった部分だけを取り換えられます。

底板、上面板、外筒(煙突)、ガード、持ち手、下枠、シャフトセット(前面ハンドル部分)、内炎板、芯外筒、給油口の蓋、湯量計、、、その他

驚くほど様々な部分のパーツが取り換え可能ですので、一つのストーブを長く長~く愛し続けられます。

ちなみに、我が家のアラジンは見てのとおり 底板だけは外してしまい、代わりに薄い木の板を敷いて使っています。

見た目重視でやっていることですが、メーカーに安全性を確認しているわけではありませんので、

真似されたい方は自己責任でお願いいたします。

我が家の22年使用が長いのかどうかは分かりませんが、先日、製造から49年経つアラジンをまだ使用しているという強者?もおられました。

49年って、、、びっくり半分、嬉しさ半分です。

これからもメンテナンスして、MYアラジンを大切に育てていこうと思います。

* アラジン ブルーフレーム 石油ストーブについての記事はこちらからどうぞ。

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